be動詞を制する者は中学英語を制する

中学生に英語を教えていると痛感することがあります。それは主語+be動詞+形容詞というSVCの形に習熟することがいかに大事であるかということです。この場合のC(補語)は主語を説明してあげる役割です(主格補語)。

このパタンを制する者は中学英語を制すると言っても過言ではありません。

以下、主語+be動詞+形容詞がどのくらい多く中学英語に登場するか例示します。

①He is rich.(普通のSVC)

②He was rich.(Vが過去形)

③He is talking.(現在分詞は形容詞ですからHe is rich.もHe is talkingも全く同じに見えることが大事です。現在進行形はbe動詞+-ingなどと別物として公式化するとbe動詞が抜けたり、ingを付け忘れたりします)

④He was talking.

⑤He is loved.(受動態の文ですが、やはり過去分詞は形容詞ですから、主語の位置にある名詞を説明している点で①と同じ)

⑥He was loved.

⑦He is taller than his father.(比較級)

⑧He is the tallest of the three.(最上級)

⑨If I were rich, I could buy that car.(仮定法)

いかがでしょう?

これほど多く「主語+beV+形容詞」のパタンが3年間で登場するのに、それぞれが大根、キャベツ、ニンジン、じゃがいも、カボチャなどのように別種の文法事項として教えられたら、生徒の心理的負担は大きいはずです。


*写真の本とこの記事の内容に関連はありません。「そうだったのか!英文法よ!」と叫びたかったので写真として使った次第です(笑)